視覚障害をもっている彼氏と同棲することになったけれど、「何に気をつけたらいいんだろう…?」「どうやったら2人が暮らしやすいかな…?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
私自身も、視覚障害をもっている彼氏と同棲する際に色々悩んだし、失敗もありました。
そこでこの記事では、視覚障害の彼氏と同棲するにあたって気をつけたいことを体験談つきでご紹介していきますね。
最後まで読むことで、あなたが視覚障害をもっている彼氏と同棲する際に気を付けた方がよいことが分かるようになると思います。
【記事の信頼性】 筆者:視覚障害の旦那さんとの結婚歴5年 <筆者の保有資格> 〇プリマリタルカウンセラー 〇心理マリッジカウンセラー 認定:一般社団法人 日本結婚カウンセリング協会(JMCA) |
目次
視覚障害の彼氏と同棲するときに気を付けたいこと5選を紹介!

視覚障害をもっている彼氏と同棲することになったけれど、「何に気をつけたらいいんだろう…?」「どうやったら2人が暮らしやすいかな…?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
私自身も、視覚障害をもっている彼氏と同棲する際に色々悩んだし、失敗もありました。
そこでこの記事では、視覚障害をもっている彼氏と同棲するにあたって気をつけたことを体験談つきでご紹介していきますね。
結論から申し上げますと、
①物を定位置に戻す
②物の数を減らす
③床に荷物を置かない
④こぼれやすいものは置かない
⑤掃除は得意な方がやる
が大事だと思います!
では、順番にご紹介しますね。
*旦那さんは網膜色素変性症、弱視、身体障害1種1級です。
①物を定位置に戻す
1つ目に気を付けた方がいいことは「物を定位置に戻す」です。
目の悪い方は物を定位置に置いたり、記憶を頼りにしたりすることで生活しています。
物をなくしやすく、見つけるのが難しいのが視覚障害の特徴です。
旦那さんと同棲をし始めたときに、「みちこさん、○○どこだっけー?」と聞かれることが良くありました。
「後でしまおう」とうっかり忘れていたのですが、そのまま戻し忘れてしまうことが多々あり、旦那さんに迷惑をかけてしまいました。
2人で生活するのであれば、相手が困らないようにすることが大事ですね。
旦那さんも弱視なので、物を探すのは大変になります。
視覚障害をもっている方と一緒に暮らすのであれば「使ったものは定位置に戻す」癖をつけましょう!
結果として、使ったものを定位置に戻すと自分自身も生活しやすくなりました!
②物の数を減らす
2つ目に気を付けた方がいいことは「物の数を減らす」です。
2人で新しい部屋を借りるか、どちらかの家に住むのかによって多少異なりますが、2人で暮らすということは物が2人分になります。
つまり荷物が増えるんですね。
弱視の旦那さんはただでさえ、物を探すのが大変です。
2人分になって荷物が増えると部屋がごちゃごちゃして、旦那さんは探し物を見つけるのが大変でした。
そこで、2人で荷物を断捨離しました。
・シャンプーは2人共有にする
・ペンの数も最低限にする
・食器・調理道具の数も最低限にする
など
シャンプー・リンス一つにしても、二人が別々の物を使っていたら4本になります。
「これは自分のかな…」「これはみちこのかな…」と考える手間・ストレスが増えてしまうんですね。
目の悪い旦那さんにとっては見分けるのがすごく大変です。
文房具にしても、「ホチキスはどこにあるんだろう…?」とごちゃごちゃした文房具コーナーを手探りで探すのってかなりストレスです。
物の数自体を減らすことが一番いいんですね。
視覚障害のある彼氏と同棲するのであれば、物の数を減らすことは必須です!
2人で共有できるものを増やして、全体の物の数を減らすことで旦那さんのストレスも減りました。
結果として、私自身も断捨離できてすっきりと生活しやすくなりました。
③床に荷物を置かない
3つ目に気を付けた方がいいことは「床に物を置かない」です。
旦那さんは視野障害があるので、足元があまり見えません。
外でも急に階段があると踏み外してしまうし、家の中でも床に物があるとつまづいてしまいます。
そのため、床に物は置かずに視野障害のある旦那さんが歩きやすいようにしました。
視覚障害のある彼氏と同棲するのであれば、部屋の動線を確保することは重要です。
結果的に、床に荷物がないとすぐ掃除に取り掛かれるのですごく便利です。
掃除を始めるハードルも下がるので、すごくおすすめですよ♪
④こぼれやすいものは置かない
4つ目に気を付けた方がいいことは「こぼれやすいものは置かない」です。
飲み物や花瓶などは要注意です。
基本的にはこぼれやすいものは置かないようにしていますが、旦那さんが間違えて触ってこぼしてしまいそうな場所には絶対置きません。
もしやむなく置く場合は「○○を△△のところに置いたよ!」と声をかけておくことで、旦那さんがこぼしてしまうのを防ぐことができます。
⑤掃除は得意な方がやる
5つ目は「掃除は得意な方がやる」です。
もちろん旦那さんも掃除してくれるのですが、目が悪いのでやはり汚れが残ってしまいます。
全体的な掃除はできるけれど、汚れを重点的に落としたり、見落としなく掃除することは難しいです。
汚れが残っていてもイライラしない心持ちが大事です。
とはいえ、汚れが残っていると気になるので、掃除は私が中心になってやっています。
大きなものをどけたりする際はもちろん率先して旦那さんが行ってくれます。
どうしても視覚障害のある旦那さんが掃除すると見落としが出てしまうので、そこは割り切って目が見えて掃除が得意な方がやりましょう!
まとめ
以上、視覚障害の彼氏と同棲するときに気を付けたいこと5選を紹介してきました。
①物を定位置に戻す
②物の数を減らす
③床に荷物を置かない
④こぼれやすいものは置かない
⑤掃除は得意な方がやる
普通のカップルも同棲する際はお互いに色んなことに配慮し合うべきですが、視覚障害のある彼氏と同棲するのであれば、なおさら配慮が必要となります。
これら5つのことは、視覚障害のある彼氏と同棲するのであれば絶対に気をつけたいところです。
逆にこれらのことが出来なければ、視覚障害のある彼氏はかなり生活しづらいので同棲そのものを断念しかねません。
彼氏さんが旦那さんと同じような見え方の方はぜひ参考にしてくださいね。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
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