視覚障害をもっている彼氏と結婚したいけれど、「本当に結婚して良いのかな…」と迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も視覚障害をもっている旦那さんと結婚してよいのか悩みました。
そこでこの記事では、視覚障害をもっている彼氏と結婚しても良いのか、判断基準2つを体験談を交えてご紹介していきます!
最後まで読むことで、あなたが視覚障害をもっている彼氏と結婚してよいのか考えられるようになると思います。
【記事の信頼性】 筆者:視覚障害の旦那さんとの結婚歴5年 <筆者の保有資格> 〇プリマリタルカウンセラー 〇心理マリッジカウンセラー 認定:一般社団法人 日本結婚カウンセリング協会(JMCA) |
目次
視覚障害の彼氏と結婚しても良いのか、判断基準2選を紹介!

視覚障害をもっている彼氏と結婚したいけれど、「本当に結婚して良いのかな…」と迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も視覚障害をもっている旦那さんと結婚してよいのか悩みました。
そこでこの記事では、視覚障害をもっている彼氏と結婚しても良いのか、判断基準2つを体験談を交えてご紹介していきます!
結論から申し上げますと、
①視覚障害の彼氏が自立しているか
②あなたが家計を支える覚悟はあるか
の2つが重要になると思います!
では、一つずつ順番にご紹介しますね!
①視覚障害の彼氏が自立しているか
まず、視覚障害をもっている彼氏が自立しているかが大事です。
①生活面
②経済面
③精神面
は自立されていらっしゃいますか?
もちろん目が悪い方なので、ヘルパーや年金などを利用して自立していてもOKです。
結婚とは、お互いが相手に寄りかかりすぎず、離れたいと思えばすぐに離れられる。
でも一緒に生きていくことを選択することです。
結婚してみたら、家事や収入面があなたにおんぶにだっこだった…><とならないように、ヘルパーの利用含めて結婚前に話し合っておくことが大事だと思います。
旦那さんも視覚障害を持っていますが、私ありきの生活を送っていません。
旦那さん自身が一人での歩行が視力的に厳しいと思えば、盲導犬と一緒に歩くことを選びました。
旦那さんはど田舎への移住に憧れたけれど、一人でも生きていきやすいように田舎の中心地での生活を選びました。
視覚障害というハンデを抱えつつも、生活が自立していて、自分で道を切り開いていく選択肢を持てる旦那さんを見て、「この人となら結婚しても大丈夫!」と思えたのです。
②あなたが家計を支える覚悟はあるか
先ほど、視覚障害をもっている彼氏が経済的に自立していることを判断基準としてあげました。
しかし、視覚障害をもっていると就職が難しかったり、高収入は難しい現実もあります。
(障害の程度によって障害年金あり)
こちらで詳しくご紹介しています↓
視覚障害の彼氏とどのように付き合えばいい?持っていたい心構え5選を紹介!
そのため、あなたが家計を支える覚悟があるかも大事になってきます。
私の旦那さんは網膜色素変性症で進行性の目の病気をもっています。
出会った頃は視野障害と夜盲はありましたが、視力は残っていたので理学療法士として働いていました。
しかし、結婚する前に視力が低下してきて理学療法士として働くことが難しくなりました。
そこで盲学校に入って鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の資格をとりました。
また、視力低下が進み失敗体験の積み重ねからうつ病にもなってしまい、思うように働くのが難しい現状があります。
もちろん、旦那さんも色んなことにチャレンジして収入の柱を増やしてくれていますが、私自身も働き家計を支えています。
専業主婦になりたい…と思っている方は、現実的に厳しいと思われます。
私は旦那さんが働けなくなってしまった、働きたいのに稼げなくなった場合は私がしっかり家計を支えようと覚悟して結婚をしました。
もちろん、働きたいのに働けなくなってしまう可能性は誰にでもあります。
しかし、特に旦那さんが持っている網膜色素変性症は進行性であり目の見え方は日々変化していき、失敗体験を積み重ねていかざるを得ない辛い病気です。
個人差はあるものの多くの方が同じように鬱状態を併発しています。
「もし彼が働けなくなっても、私が家計を支える。それでも彼が大切だから辛いときも傍にいたい。」
そう思えるのであれば、あなたは彼と結婚しても幸せになれると思います!
視覚障害の彼氏と結婚してはいけないケース
また、視覚障害を持っている彼氏と結婚してはいけないケースもご紹介しますね。
結論から申し上げますと、以下の2つがあてはまる方は結婚をあまりおすすめできません。
①視覚障害を受け入れられず卑屈になっている
②依存心が強い
では、一つずつ順番にご紹介しますね!
①視覚障害を受け入れられず卑屈になっている
「俺は目が悪いから君をエスコートできない」
「俺は目が悪いから君のお荷物になってしまう」
など、視覚障害を受け入れられず卑屈になっている彼とは結婚しないほうが良いと思います。
劣等感が強い方と一緒にいると、あなたも負のオーラにつられて幸せから遠くなってしまうからです。
もちろん、旦那さんのように進行性の目の病気を持っている方はうつ病も併発しやすく、障害が受け入れられない時期もやってきます。
しかし旦那さんは目が見えづらいことで苦しみつつも、日々できることを精一杯しています。
もし旦那さんが視覚障害を受け入れられず、卑屈な考え方をずっとしている方だったら結婚は考えませんでした。
よって、彼が視覚障害を受け入れられていない状態、考え方が卑屈になってしまっている状態であれば結婚は考え直した方が良いです!
②依存心が強い
「○○に連れていってくれない?」
など、依存心が強い視覚障害の彼氏との結婚もおすすめできません。
確かに視覚障害の方は移動が大変です。
あなたが連れていったり、付き添うことで彼氏が助かる部分はたくさんあるでしょう。
しかし、それを当たり前にしてしまうような依存心が強い彼氏と結婚するのは辞めた方がいいです。
理由としては、依存心が強い視覚障害の彼氏と結婚してしまうと奥さん・パートナーではなく、彼の介護者になってしまう可能性が高くなるからです。
結婚当初は「彼に尽くしたい」という気持ちから頑張れるかもしれませんが、そのうち自分の自由な時間もとれなくなり、「私は何のために結婚したんだろう…?私は彼の奥さんで介護者じゃないんだけど…」と負の気持ちが増えてしまうでしょう。
そうなると、幸せな結婚生活からは遠ざかってしまいます。
私の旦那さんも漏れなく移動が大変なので、空いているときはデートがてら一緒にお出かけしますが、基本的には一人で出かけてもらいます。
それが出来なければ、私は旦那さんと結婚していません。
私の旦那さんは一人での歩行が厳しくなれば盲導犬との歩行を選びましたし、視覚障害者のための同行支援サービスも利用しています。
よって、視覚障害をもっている彼が依存心が強い状態であれば結婚は考え直した方が良いです!
まとめ
以上、視覚障害をもっている彼氏と結婚しても良いのか、判断基準2つを紹介してきました。
①視覚障害の彼氏が自立しているか
②あなたが家計を支える覚悟はあるか
どんなカップルでも、結婚してよいのか迷うことはたくさんあるでしょう。
しかし、視覚障害をもっている彼氏との結婚を考えるうえで、この2つは外せない大事な判断基準となります。
視覚障害をもっている彼氏が自立しているか、あなたが家計を支える覚悟はあるか、よく考えてみることをおすすめします!
私は旦那さんと結婚して本当に幸せです。
少しでも記事内容が参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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