視覚障害の夫は子育てできる?赤ちゃん期の工夫3つを紹介!

視覚障害のある旦那さんが子育てはできるのか、赤ちゃんのお世話はできるのか気になってしまう方も多いのではないでしょうか。

目が悪いと自分の身の周りのことさえ大変なのに、赤ちゃんの面倒なんて見られるのか不安になってしまう奥さんもいらっしゃるかもしれません。

特に赤ちゃん期の子育ては、ママも出産後で身体の回復も大事なので旦那さんも一緒にお世話をしてほしいですよね。

 

そこでこの記事では、視覚障害のある旦那さんが子育てできるのか、赤ちゃん期の工夫などを体験談を交えてご紹介しますね!

この記事を読むと、視覚障害のある旦那さんが子育てできるのか、具体的にするべき工夫も分かると思います!

【記事の信頼性】

筆者:視覚障害の旦那さんとの結婚歴5年

<筆者の保有資格>

〇プリマリタルカウンセラー
(結婚準備カウンセリングができる資格)

〇心理マリッジカウンセラー
(結婚後の相談を受けることが出来る資格)

認定:一般社団法人 日本結婚カウンセリング協会(JMCA)

視覚障害の夫は子育て・赤ちゃんのお世話はできる?

視覚障害のある旦那さんが子育てはできるのか、赤ちゃんのお世話はできるのか気になってしまう方も多いのではないでしょうか。

目が悪いと自分の身の周りのことさえ大変なのに、赤ちゃんの面倒なんて見られるのか不安になってしまう奥さんもいらっしゃるかもしれません。

特に赤ちゃん期の子育ては、ママも出産後で身体の回復も大事なので旦那さんも一緒にお世話をしてほしいですよね。

 

結論から申し上げますと、視覚障害のある旦那さんでも子育てはできます!

 

私も結婚前は視覚障害のある旦那さんが赤ちゃんのお世話ができるか気になっていました。

そこで視覚障害があって、かつバツイチ子持ちで子育て経験のある旦那さんに、当時の子育ての対応や心境などを聞いてみました。

*私は初婚、旦那さんはバツイチ子持ちで再婚です。

*旦那さんは視覚障害1種1級、網膜色素変性症、弱視、夜盲、視野障害、白内障があります。

 

~当時の会話~

私「ねぇねぇ。目が悪いと赤ちゃんのお世話ってできる…?」

旦那「できるよ。というか、俺はやってたよ。」

(旦那さんはバツイチ子持ちです)

私「どんな感じでお世話してたの…?」

旦那「夜はふにゃふにゃ言い始めたらすぐミルク作って口につっこむとすぐ寝たよ(笑)」

私「めっちゃお世話してる…!」

旦那「でも、目が悪いからやりづらいことはもちろんあるよ。赤ちゃんがじっとしてるうちは良いんだけど、動き始めたらうんちのおむつ替えが大変だから、シャワーで洗ってたよね。」

私「なるほど…!赤ちゃんが暴れるとうんちが広がって惨事になりそうだもんね。」

旦那「まあ、目が悪いから人より時間がかかったり工夫が必要だと思うけど、なんとかなるんじゃないでしょうか。」

ということで視覚障害のある旦那さんでも子育て・赤ちゃんのお世話ができます!

ただし、目が悪いから人より時間がかかるし、工夫が必要とのことでした。

 

赤ちゃん期の子育ては、ママも出産後で身体の回復も大事なので旦那さんも一緒にお世話をしてくれると安心ですよね。

 

視覚障害の夫がした赤ちゃん期の工夫3つをご紹介!

視覚障害のある旦那さんでも赤ちゃんのお世話ができるものの、目が悪いことで工夫が必要とのことでした。

具体的にどんな工夫が必要なのか、気になる方も多いと思います!

実際に視覚障害のある旦那さんがどんな風に赤ちゃんのお世話をしたのか、体験談を踏まえてご紹介していきますね。

 

①おむつ替えはシャワーで洗う

②離乳食は棒おにぎりにする

③ベビーベッドは使わない

の3つがあるので、順番にみていきましょう!

 

①おむつ替えはシャワーで洗う

旦那さんは弱視・視野障害がありますが、ピンポイントで見えれば赤ちゃんのおむつ替えもできます。

ねんね時期の1~3か月の赤ちゃんはそこまで動かないので、旦那さんの視野から外れずにおむつ替えが出来るんですね。

 

しかし、赤ちゃんが4か月くらいになって寝返りができるようになると、旦那さんの視野から外れてしまうので、おむつ替えが大変になりました

特にうんちをしたときは、赤ちゃんが汚れたお尻のまま寝返りして動き回ると、周りが惨事になります^^;

そのため寝返りができるようになってからは、旦那さんは赤ちゃんがうんちをしたときにはお尻拭きでお尻を拭くのではなく、シャワーで洗っていました。

 

毎回うんちでシャワーするの大変じゃない?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、赤ちゃんの成長につれてうんちの回数も減ってきます。

旦那さん曰く、「そこまで大変じゃない。というか、いつもおしっこをつけているんだから時々洗ってあげた方が良いと思う」とのことでした。

 

旦那さんも赤ちゃんのお尻をよく洗ってくれたので、おむつかぶれはほとんどうちの子はありませんでした。

結果的に赤ちゃんもすっきりしてご機嫌で過ごせますよ^^

 

目が悪いとうんちの拭き残しがあったり、赤ちゃんが暴れてしまったときの対処が大変なので、視覚障害のある旦那さんはシャワーでしっかりと洗ってあげるのがおすすめです!

 

②離乳食は棒おにぎりにする

また、旦那さんは視野障害があるので赤ちゃんに離乳食を食べさせるのも大変でした。

スプーンで赤ちゃんの口元に持っていこうとしても、赤ちゃんが横を向くと旦那さんの視野から外れて目で追えなくなるためです。

 

よって、旦那さんが離乳食を揚げる際は、赤ちゃんも自分で食べやすいように離乳食は棒おにぎりや手づかみ食べできるメニューにする工夫をしていました。

そうすることで、旦那さんの視野から赤ちゃんの口が外れてしまっても、比較的赤ちゃんが自分自身で食べてくれました。

 

③ベビーベッドは使わない

また、ベビーベッドは使いませんでした。

理由は、赤ちゃんが万が一ベビーベッドから落下してしまうのを防ぐためです。

 

旦那さんは弱視・視野障害があるので赤ちゃんからどんなに目を離さないようにしていても、視野から消えてしまう瞬間が出てしまうのです。

そのため、旦那さんはベビーベッドを使用せずに床にお布団をひいて赤ちゃんを寝かせていました。

 

赤ちゃんが誤飲してしまうようなものは徹底的に片づけて、赤ちゃんに床で過ごしてもらうことで、万が一の落下事故を防ぐことができます。

これは目が悪い方だけに言える話ではありませんが、視覚障害のある旦那さんが赤ちゃんをお世話する際はより一層ベビーベッドは使用しないほうが良いと思います。

 

赤ちゃんが動きまわるようになったら、床生活+ベビーゲートで対策していました。

 

まとめ

以上、視覚障害のある旦那さんが子育て・赤ちゃんのお世話ができるのかご紹介してきました。

 

視覚障害のある旦那さんは子育て・赤ちゃんのお世話はできるけれど、目が悪いので工夫が必要です。

旦那さんがしていた赤ちゃん期の工夫は以下の3つです。

①おむつ替えはシャワーで洗う

②離乳食は棒おにぎりにする

③ベビーベッドは使わない

目が悪いことで時間がかかったり、大変なことはありますが、工夫次第で赤ちゃんのお世話もできることが分かりました!

ぜひ、旦那さんと同じような見え方の方は参考にしてくださいね。

 

では、最後までお読みいただきありがとうございました。